千葉公園で、車いすバスケを見てきた。――2026年度東日本車いすバスケットボール選抜大会 観戦レポート

10月4日、千葉市の千葉公園Yohasアリーナで開催された「2026年度東日本車いすバスケットボール選抜大会」に、応援として行ってきました。朝は少し晴れ間も見えていたのですが、11時の試合開始のころには曇り空になっていました。
天皇杯を目指すチームも、楽しむクラブチームも
この大会は、北海道・東北・関東・東京都・甲信越という東日本エリアの5ブロックから、チームが集まる大会です。天皇杯や皇后杯を目指して勝ちにいくチームもあれば、競技を楽しむことを大切にしているクラブチームもあり、参加の幅がとても広いのが特徴だそうです。
私が観戦したのは、茨城のつくばSTRIXと東京のBLASTの試合。別のコートでは、東京のLaVitzと、確か埼玉をホームとするELFINの試合が行われていました。
チームの顔ぶれもさまざまです。5人ぎりぎりのメンバーで挑んでいるチームがあれば、昨年の皇后杯で優勝した女子チームの姿もありました。日本代表に選ばれるような選手も出場していました。
試合はどれも白熱していました。正確なシュートで着実に得点を重ねるチーム。なかなか精度が上がらなくても、最後までシュートを打ち続けて追いかけるチーム。華麗なパスがつながる場面もあれば、泥臭く体を寄せてボールを奪いにいくプレーもあります。いろいろな車いすバスケが一度に見られる、とても面白い一日でした。
車いすバスケットの試合自体を見れる機会も少ないのですが、こうやっていろんなレベルの方のプレーを見る機会も珍しくとてもとても楽しむことができました。関係者の皆さんありがとうございます。
客席とコートの近さ、そしてタイヤの匂い
この会場は、関東大会など中規模の大会がときどき開かれる場所です。観客席と選手の距離がとても近く、車いすバスケ独特のタイヤの匂いまで感じられます。観戦には本当に向いている会場だと、来るたびに思います。
聞いたわけではなく私の勝手な想像ですが、客席には選手のご家族やチームのサポーターの方だけでなく、ご近所から来たようなお父さんが声援を送っていたり、カップルで必死に応援していたりする姿もありました。とてもいい雰囲気でした。
ただ、こうした場は、手弁当でサポートしてくださっている車いす協会や関東の連盟の方々、学生やスタッフの方々がいて、はじめて成り立っているのだと思います。何度も言いますが、無料で観戦させてもらっているファンとしては、ありがとうございますという言葉しか出てきません。
車いすバスケに向いた、新しいアリーナ
Yohasアリーナには、以前も別の大会のお手伝いで訪れたことがあります。
Park-PFIの事例としても紹介させていただきました。
正式名称は「YohaSアリーナ ~本能に、感動を。」と、少し変わった名前ですが、とてもきれいな新しいアリーナです。体育館の床の汚れなどを理由に、車いすバスケの開催を制限している施設もあると思います。ここは開催が可能になっています。といっても、以前参加したときは、片付けのときにかなり念入りな床掃除がありました。使わせてもらう側の心がけも大切なのだと感じたのを覚えています。
トイレも更衣室もサブアリーナもあり、バリアフリー対応も比較的しっかりしているので、車いすバスケの会場としてとても向いていると思います。
散歩ついでに、車いすバスケを
千葉公園そのものも、とても素敵な場所になっていました。スターバックスやパンプトラック(自転車やスケボーを楽しむ起伏のあるコース)、パン屋さん、カフェ、マルシェのようなイベントもあります。11月には新しくレストランもオープンするそうです。
こんな場所で、散歩のついでに車いすバスケが見られる。なかなか素敵な週末でした。みなさんもぜひ、次の機会に足を運んでみてください。

