パラスポーツが、こんなに「見られる」なんて。アジアパラの中継がすごい。――愛知・名古屋2026アジアパラ競技大会

愛知名古屋アジアパラ大会

10月18日(日)に開幕した愛知・名古屋2026アジアパラ競技大会。これまでも何度かお知らせしてきましたが、始まってみると思っていた以上に盛り上がっている気がして、とてもうれしい気持ちです。

なかでも驚いているのが、中継の多さです。「少ない!」という声も聞こえてきますが、いえいえ結構見れますよ。パラスポーツを「見る」環境という意味で、今回は少し特別な大会になっているように感じています。

中継があるかどうかは、運営団体次第だった

正直なところ、パラスポーツがテレビやネットで中継されるケースは、まだまだ少ないと感じています。YouTubeのライブ配信で見られることもありますが、それも運営する団体のスキル次第。県大会でも、操作できる人がいればライブで配信されますし、逆にかなり大きな大会でも、できる人がいない、リソースや機材が足りないといった理由で、中継なしになることは珍しくありません。

パラリンピックでも、見るハードルは高かった

パラリンピックともなれば、さすがに中継はあります。ただ、英語のみの放送だったり、NHKが放送しないと見られなかったりと、競技を見ること自体のハードルは高かったように思います。

それが一気に変わったのが、東京パラリンピックでした。ほとんどの会場が無観客という特殊な環境だったこともありますが、配信などを通じて、たくさんの競技を見られる環境が一気に整ったように思います。

今回のアジアパラは、中京テレビさんがすごい

そして今回のアジアパラです。一部では、健常者の大会と比べると中継が少ない、という声もあるようです。私も昔だったら、同じように思ったかもしれません。
でも今回は、本当に素晴らしいと思っています。中京テレビさんが、とても力を入れて中継してくれているからです。

TVerとLocipoで、朝から全試合という勢い

TVerでの配信はもちろん、中京地区のテレビ局が集まって運営している配信サイト「Locipo(ロキポ)」では、おそらくほぼ全競技を、日本戦だけでなく朝から全試合というくらいの勢いで配信してくれています。

1競技1コンテンツなので、同時進行している試合などは少し漏れているのかもしれません。それでも、さすがアジア大会。これだけカバーされているのは、感動するレベルです。そして、さすが地元密着の中京テレビさん(あまり詳しくはないのですが…)。もしかしたら関東の地上波だとこうはいかなかったのかもしれません。名古屋、愛知のアジア大会、そしてアジアパラ大会を盛り上げようという気持ちを強く感じます。
正直アジア大会が始まった頃には、批判や注目度の低さを指摘する声もありました。それでも、アジアパラの中継に関しては、個人的には大満足です。

特集コンテンツで、選手のことも知れる

うれしいのが、特集コンテンツで選手の紹介などがあるところです。鳥海選手の特集は久しぶりに見たのですが、かなり面白かったです。ほかにも注目の選手がたくさんいますので、ぜひ見てみてください。

「足りない」より「見てみよう」と言えたら

パラスポーツをもっと身近にしたい。車いすバスケは十分に面白いから、もっと見てもらいたい。日本の車いすラグビーは世界ナンバー1なのに、なぜもう少し注目してもらえないのか。現場で活動されている方それぞれに悩みがあると思いますし、私もそうした声を聞いてきました。

ただ、少しずつですが、身近になったり、知っている人が増えたりしていると感じます。だから今回は、まだ足りないと嘆くより、「全競技見られるから、ぜひ見て」と前向きに言えたらいいなと思います。

日本代表の試合日程と、配信サイト

日本代表の試合日程は、こちらの記事にまとめています(日程が変わることもあるので、公式サイトでもご確認ください)。大会はまだ続いています。気になる競技を、ぜひのぞいてみてください。

▼配信サイト Locipo
https://locipo.jp/
▼Tver アジアパラページ
https://tver.jp/series/srg8ofqv92