7年ぶりの都内、日本代表とイギリスの再戦を見てきた。――SUMIDA Nations Cup 2026 観戦レポート(7/9)

すみだネイションズカップ2026

7月9日、以前お知らせしていた「SUMIDA Nations Cup 2026 in Tokyo」を観戦してきました。会場は錦糸町の墨田区総合体育館、通称ひがしんアリーナです。19時半からのイギリス対日本戦、会社を出てそのまま向かいました。

初めて訪れる、錦糸町のアリーナ

ひがしんアリーナに来るのは今回が初めてでした。中に入ってまず感じたのは、施設のきれいさです。

コート横には車いす体験コーナーやグッズ売り場、食事のブースも並んでいて、平日夜にふらっと立ち寄る観客でも十分に楽しめる作りになっていました。仕事帰りにこういう場所に来られるというのは、ありがたいことだと感じます。

入口のあたりを歩いていると、車いすテニスの国枝慎吾さんの姿もありました。
最近は車いすバスケットボールの選手としても活動されているそうで、SNSでご自身のチーム「GRAY FOX」の一員として天皇杯一次予選に出場されていたと拝見しました。こういう偶然の出会いも、現地に足を運ぶ楽しみのひとつです。

平日夜、しかも有料試合にもかかわらず、会場には思っていた以上に多くの人が集まっていました。7年ぶりに都内で見られる日本代表戦。やはりみんな、この試合を待っていたのだと思います。

東京パラの準決勝カードが、また目の前に

イギリス代表と日本代表の対戦といえば、2021年東京パラリンピックでは準決勝という大きなカードでした。

イギリスはパリパラリンピックでもアメリカに次ぐ準優勝という強豪国です。あの熱戦をもう一度見られると思うと、試合前から少し高揚していました。

結果からお伝えすると、72対58でイギリスが勝利しました。

ジワジワと強いイギリス

素人なので偉そうなことは言えませんし詳しいことは分からないのですが、見ていて感じたのは、イギリスのシュート精度の高さです。

そんな遠い3ポイントのシュートではないのですが、シューターだけではなくスクリーンの動きもかなり徹底してしっかりしていて、印象的には日本よりもフリーの状態でシュートを打てている場面が多かった気がします。

なんというか、あのリングに当たらずに「パシュっと」ゴールに入る感じが多く、すげーなという感じで見ていました。

かっこいい眼鏡の21番と、クールな後半の0番

素人目線での感想にはなりますが、イギリスの21番、眼鏡をかけた選手のプレーが強く印象に残っています。スクリーンをしっかり作れる選手で、3ポイントラインまではいかないものの、少し距離のあるシュートを何本もきれいに決めていました。

試合後半には0番の選手が、完全にフリーの状態から美しいシュートを沈める場面もありました。ああいう、味方が作ったスペースを確実に得点につなげるプレーが、この日のイギリスには何度もあったように思います。日本には同じような形からの得点は、少なかった印象です。

一方で、日本の個人のスキルは確実に上がっていると感じました。多少強引に見えるパスやシュートも、きちんと通っていた場面が何度もありました。「まったく歯が立たない」というような差ではなく、細かいプレーの積み重ねと丁寧さの差で、この日は敗れたという印象です。けど、まぁ、何よりもちょっと久しぶりに日本代表がイギリスと良い試合をしているのを見せてもらって、それはそれはとてもうれしかったです。

久しぶりに味わった、あの感覚

都内で日本代表の試合を見るのは本当に久しぶりで、会場の熱気、コートに響く車いすの音、得点が入るたびの拍手——ひとつひとつが懐かしくもあり、新鮮でもありました。

これを書いている本日10日にも再戦がありますが、平日ということもあり現地には行くのは厳しいかも…。9日の内容を見る限り、今日はまた違った結果になるのではないかと期待しています。そんな時のために、大会はYouTubeでもライブ配信されています。

JWBF公式YouTubeチャンネル

現地で見るもよし、配信で見るもよし。日本代表の試合を、これからもぜひ応援していただけたら嬉しいです。