スペシャルオリンピックス2026東京、9月に開催。――今回はバスケ・競泳・ボウリングの3競技

6月にお伝えしたスペシャルオリンピックス2026東京、9月にも調布市京王アリーナ、田町で開催があります。あらためて「2026年第9回 スペシャルオリンピックス日本 夏季ナショナルゲーム・東京 9月開催」の日程をお知らせします。
開催日程と会場
9月5日(土)・6日(日)の2日間、以下の会場で開催されます。
バスケットボール(トラディショナル)・競泳
京王アリーナ東京
京王線「飛田給駅」より徒歩5分
ボウリング
東京ポートボウル
JR「田町駅」東口 / 都営三田線・浅草線「三田駅」A6出口より徒歩6分
前回は6月にバスケットボールを観戦しましたが、今回は競泳とボウリングも加わり、3競技での開催となります。競技ごとに会場が分かれているので、興味のある競技に合わせて足を運びやすいのもポイントです。
「ユニファイド」と「トラディショナル」の違い
前回観戦したバスケットボールは「ユニファイドスポーツ®」という形式でした。知的障がいのある選手をアスリート、知的障がいのない選手をパートナーと呼び、両者が同じチームメイトとしてコートに立つ取り組みです。障がいの有無にかかわらず、スポーツを通じて人と人をつなぐ仕組みとして、少しずつ広がりを見せています。
今回のバスケットボールは「トラディショナル」という形式で開催されます。こちらは知的障がいのある方だけでチームを編成し、大会に参加するスタイルです。ユニファイドとトラディショナル、2つの形が用意されているというのも、スペシャルオリンピックスの特徴のひとつだと感じています。それぞれの形式で見える景色が違うので、両方を観戦してみると発見があるかもしれません。
前回、会場で見た景色
6月に観戦したユニファイドスポーツのバスケットボールでは、いくつも印象に残る場面がありました。
選手の入退場の際、コートの両側に並んだボランティアとのハイタッチがありました。満面の笑顔でハイタッチを楽しむ選手もいれば、少し照れくさそうにしながらも嬉しそうな選手、表情は硬いままでもハイタッチだけはしっかりする選手もいました。その一瞬の表情の違いを、そばにいたコーチが見逃さずに教えてくれたのを覚えています。
シュートが決まらなかったときに地団駄を踏んで悔しがる選手の姿も、印象的でした。「楽しければいい」だけの場ではなく、ちゃんと本気で勝ちに行っている。その本気があるからこそ、ゴールが決まった瞬間の喜び方も、ひときわ大きく見えました。
今回のトラディショナル形式でも、同じような場面にきっと出会えるはずです。9月の会場でどんな景色が見られるか、今から楽しみにしています。
京王アリーナのある街、調布
京王アリーナ東京は2017年に開場した多目的アリーナで、東京オリンピック・パラリンピックではバドミントンやフェンシング、車いすバスケットボールの会場としても使われた実績があります。最大1万人を収容できる規模で、Bリーグの公式戦なども行われている本格的な施設です。
このアリーナがある調布市では、車いすバスケットをはじめとしたスポーツイベントが積極的に開催されています。以前、こちらの記事でも京王アリーナで行われたイベントをご紹介しました。
隣にはサッカーJリーグ・FC東京のホームスタジアム、味の素スタジアムもあります。街全体でスポーツを盛り上げようという雰囲気にあふれた場所です。
競泳とボウリング、それぞれの見どころ
競泳は、これまでも千葉県大会やインクルーシブ水泳競技大会でお伝えしてきた通り、選手それぞれが自分の体に合わせて泳ぎ方を作り上げている点が見どころです。バスケットボールとはまた違った緊張感があり、初めて観戦する方にもおすすめの競技です。
ボウリングは、屋内で行われる競技ということもあり、天候を気にせず観戦しやすいのが特徴です。1投ごとの結果がはっきり見えるので、競技を詳しく知らなくても楽しみやすいという声もよく聞きます。
応援に行く、という参加のしかた
以前、船橋で開催された知的障がいのバスケットボール大会を観戦したことがあります。真剣勝負で会場が熱くなる場面もありましたが、それと同時に、どこか穏やかで和やかな空気も流れていました。
コートを楽しそうに駆け回る選手たち、それを見守るコーチやサポートメンバー、応援に来ているご家族——会場全体に温かい雰囲気が広がっていたのを覚えています。
チームの皆さんに話を聞くと、「応援に来てもらえることが力になる」「会場に人がいるだけでやりがいを感じる」という声をよく耳にします。競技に参加しなくても、会場に足を運ぶこと自体が、ひとつの大切な関わり方なのだと思います。
9月、ぜひ会場へ
9月は競泳も行われます。お時間のある方は、ぜひ会場に足を運んでみてください。
現地で応援するもよし、興味のある競技だけ覗いてみるのもよし。スペシャルオリンピックス2026東京、ぜひ皆さんもご参加ください。。
下記PR用の動画です。音が出ますのでご注意ください。

