昨年より、ずっとにぎやかだった。世界大会になった稲毛海浜公園のパラトライアスロン。――2026 World Triathlon Para Cup Chiba City 観戦レポート

10月12日、稲毛海浜公園で開催された「2026 World Triathlon Para Cup Chiba City」の応援に行ってきました。昨年に続いての観戦です。昨年はアジア大会でしたが、今年は世界大会となり、参加人数も規模も大きくなっていました。
2日間で、千葉大会とパラの世界戦
毎年この季節、稲毛海浜公園では千葉のトライアスロン大会が開かれています。今年は11日(日)に「2026千葉シティトライアスロン」が行われ、翌12日(月)に、同じ会場・施設を使ってパラカップが開催されました。別の大会のように見えますが、基本の運営は同じで、2日間で千葉大会とパラトライアスロンの世界戦を実施している形です。
世界各国から集まった選手たち
USA、カナダ、スペイン、韓国、インド、メキシコ、オーストラリアなど、本当に世界各地から選手が参加していました。コーチがついて「選手団」としてまとまっている国もあれば、おそらく個人で、パートナーの方と二人で参加している方もいて、参加の形はさまざまです。
競技のスタイルもそれぞれです。視覚に障がいのある選手はガイドの方と二人一組で競技をしますし、肢体に障がいのある選手はそれぞれのカテゴリーでトップを目指して、文字通り爆走(爆泳)していました。車いすの選手は、他の選手とは違うバイクで走る姿も。細かいカテゴリーに分かれていてルールも少しずつ違うのだと思いますが、実は私はまだあまり詳しくありません。勉強します。
印象に残ったのは、スペインの選手たちです。上位に食い込む選手もいたのですが、とにかく明るくて、選手同士で応援し合い、励まし合っている姿がとても素敵でした。私が「バモス!」と声をかけたら、手を挙げて応えてくれて。応援しているこちらのほうが元気をもらってしまいました。うれしかったです。
日本勢の活躍
日本からも多くの選手が出場していました。谷 真海選手は、生命保険のCMやNHKの日曜夜のスポーツニュースでご覧になった方も多いのではないでしょうか。今大会は日本人選手の活躍が目立ち、それぞれのカテゴリーで上位に入ってメダリストもたくさん誕生したそうです。詳しい結果は、こちらをご覧ください。
https://www.jtu.or.jp/news/2026/10/12/87287/
ゴール近くでは、こんな場面もありました。小さな女の子が、日本の秦選手(秦 由加子選手、日本を代表するパラトライアスロンの選手です。https://www.jtu.or.jp/athlete/yukakohata/)の大ファンだったようで、ゴールに戻ってきた秦選手とハイタッチ。全身でうれしさを爆発させていました。その子にとって、この日の記憶がこの先、何かいい形で残ってくれたらいいなと、横で見ていて思いました。
昨年より増えた、応援の声
今回いちばん印象に残ったのは、応援している人の多さです。昨年の記事にも書きましたが、正直なところ、あの時は応援は少なめという印象でした。
今年は、各選手を応援する方々に加えて、前日の千葉大会に出場していたのではないかと思われる選手も多く会場にいました。各国のスタッフや選手同士で声を掛け合う姿もあり、昨年よりにぎやかでした。
そして昨年も感じたことですが、稲毛海浜公園という場所自体が、地元の方にとても愛されています。散歩やランニングの途中、犬の散歩中の方が、ふと足を止めて選手に声援を送っていました。
会場を支えるボランティアの方々
少し手前みそになりますが、ボランティアの方々もとても頑張っていらっしゃいました。選手に水を渡すなど、決して多くはない人数で回していたので大変そうでしたが、てきぱきと動きながら、選手の邪魔にならないよう工夫されている様子が印象的でした。こうした方々の支えがあって、選手が力を出せる大会になっているのだと思います。
朝早くからの大会でしたが、日差しも気候も気持ちよく、会場全体がいい雰囲気でした。来年はどんな大会になるのか、今から楽しみです。

