少し離れた場所から振り返る、スポーツの週末

この週末は、テレビやSNSを通じてさまざまなスポーツの話題に触れることができました。現地で観戦することはできませんでしたが、画面の向こうの選手や会場の様子を見て、自然と関心が向く時間になりました。
多忙な日々の中で、こうしたスポーツの時間は一息つく機会にもなります。今回の週末は特に内容が豊富で、陸上の日本選手権、バスケットボールの日本代表戦、さらにはテニスのウィンブルドン、そして地元船橋でのイベントまで、多彩な競技が話題を集めていました。
陸上日本選手権──長く競技を続けるということ
まず注目していたのは、国立競技場で行われた陸上の日本選手権です。個人的には以前からこの日本選手権男子100メートル出場を目標にYoutubeでも発信していた末續慎吾選手にも目を向けていました。
末續選手は45歳。2008年の北京オリンピックで、日本男子4×100メートルリレーの一員としてメダルを獲得して(まさに)日本中の度肝をぬきました。当時は日本が陸上の400mリレーでメダル⁉という感じでしたが、彼は今も現役を続けており、YouTubeなどで練習や考えを発信しながら、新しい挑戦を続けています。
今回の日本選手権に向けて、100メートルでの出場を目指していましたが、標準記録に届かず、出場はかないませんでした。結果としては残念ですが、競技を続けるという選択は簡単ではありません。彼の挑戦を通じて、スポーツの持つ継続の価値を改めて感じました。
そして優勝したのはこちらももうベテランといわれるようになった桐生祥秀選手でした。彼は末續選手から遅れること8年、リオデジャネイロオリンピックで同じくリレーで銀メダルを獲得したメンバーです。近年はけがなどもあり、復調に努めてきました。5年ぶりの日本選手権優勝は、彼にとってとてもうれしい結果だったと思います。
競技の世界では、トップであり続けることの難しさが常にあります。結果だけでなく、そこに至るまでの過程や日々の積み重ねに注目したいと思います。
バスケットボールの試合と関連イベント
また有明アリーナでは、男子バスケットボール日本代表の試合が行われました。対戦相手はオランダ代表で、日本は74対53で勝利を収めました。若い選手たちの躍動が目立ってましたし、私が偉そうに言うのもなんですがいい試合だったと思います。特に中村選手が16得点を挙げるなど、今後の代表チームの戦力として期待が持てる内容だったと思います。
実はこちらの試合できたら会場に行きたいと思ってました。というのも、試合前には「ALL BASKETBALL ACTION」というイベントが開催されていました。このイベントには、Bリーグの選手だけでなく、車いすバスケットボールの古澤選手、鳥海選手も参加して競技の垣根を越えて選手同士が交流し、スキルチャレンジなどを行うイベントとなります。このようなイベントはスポーツの多様性や広がりを感じさせます。出来たら会場で見たかったなと思いますが…、SNSでの投稿や動画を通じて、その雰囲気を感じ取ることができました。
こうした取り組みは、競技のファン層を広げるだけでなく、障がいのある選手の活躍をより多くの人に知ってもらうきっかけにもなるといいなと思います。
ウィンブルドンの魅力を静かに味わう
夜にはテニスのウィンブルドン中継してましたね。時差の関係で深夜の時間帯に試合が行われることも多く、リアルタイムで観るのはなかなか難しいのですが、私も一部の試合を見ました。
芝の上で繰り広げられるプレーは、他のコートとは異なる独特のテンポと雰囲気があります。静かに試合を見守りながら、選手の動きやボールの音に耳を傾ける時間は、落ち着いた気持ちでスポーツと向き合うことができました。
日本選手の活躍は限られていますが、世界のトップレベルのプレーを感じるだけでも、スポーツの幅広さを実感します。
地元・船橋のスポーツイベント
また、地元・船橋では「ふなばしトップスポーツチームフェスタ」というイベントがアンデルセン公園で開催されました。
千葉ジェッツのチアリーダーやクボタスピアーズの選手たちが参加し、地域の方々と交流する場となっていたようです。私自身は会場に足を運べませんでしたが、SNSでイベントの様子を拝見しました。
こうした地域のスポーツイベントは、ファンや住民がチームや選手と直接触れ合う貴重な機会です。身近に感じることができることは、地域のスポーツ文化の発展にもつながるでしょう。
画面越しでも変わらない関心
その他にも土曜日はラグビー日本代表の試合がありましたね。ラグビーも好きなので興奮しながら観戦してました。
と、まるでどれも現地参加したかのような書きっぷりですが、今回の週末は、すべて現地観戦がなわずTVやSNSで見る感じでした…残念。チケットも取れないし、暑いし、やることもあったので…、まぁ毎週参加できるわけはないので仕方ないですね。ただし、テレビやSNSを通じて様々なスポーツに触れることができましたので限られた時間の中でも、情報に接し、選手の動きや試合の流れを知ることで、存分に(快適に)楽しめました。そして今週も気持ち的にはスポーツに対する関心を保つことができました。
全てを追いかけるのは難しいですが、自分のペースで関われる範囲で続けていくことが大切に思います。スポーツがあることで、普段の生活に少しだけ違う視点が生まれることもあります。
来週に向けて
来週もまた様々な試合やイベントが予定されています。現地観戦が可能な機会があれば足を運び、難しい場合は画面越しに情報を追う。どちらの関わり方も、無理なく続けていければと思います。
それぞれのタイミングで、スポーツに触れる時間を大切にしたいと改めて感じる週末でした。皆様もぜひ身近なスポーツ(近所の校庭でやっている野球やサッカーの試合観戦だったり、ご自身でやる無理のないウォーキングでも何でもいいと思いますので)に触れてみて、ちょっとずつでいいので毎日を楽しんでみてください!