ミラノ・コルティナ2026:オリンピック/パラリンピック 二つの祭典を楽しみましょう

冬季パラリンピック

現在、イタリアで開催されている「ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック」が、連日大きな盛り上がりを見せています。会社でもどこでも朝の挨拶代わりにこの話題が上ることが増えてきたと感じます。日本人選手大活躍ですよね、勝った負けただけではなくご自身の最高のパフォーマンス見せようとしている選手の皆さんに毎日感動しています。

今回の開催地は、イタリアミラノと、ウィンタースポーツの聖地・コルティナ・ダンペッツォを中心とした広域開催です。氷上の華やかな競技から、雪上のダイナミックな競技まで、冬のスポーツの醍醐味が凝縮された大会となっています。

「観戦のジンクス」と向き合う、今回の時差

さて、オリンピックのような大舞台を応援する際、私が勝手に毎回思うのですが「自分が見始めると、なぜか応援している選手が負けてしまう」という、いわゆる観戦ジンクスです。

これには心理学的な側面もあるようで、強い期待や緊張感が記憶に強く残り、「負けた時の印象」を「自分の観戦」と結びつけてしまう傾向があるとも言われているようです。科学的な根拠はさておき、私は毎回これを感じてしまいますので、選手でもないのに大舞台になればなるほど緊張してしまいますし、テレビで見ることを少しためらってしまうことなどがあります、皆さんも熱心なファンであればあるほど、なぜか「自分のせいで……」という妙な申し訳なさを感じてしまう経験があるのではないでしょうか。

しかしこの点において、今回のミラノ・コルティナ大会においては、私は(というか全く持って私個人的には)とても「観戦しやすい」なと感じています。それは日本との「時差」です。

主要な決勝種目の多くは、日本時間の深夜から早朝にかけて行われます。そのため今回は、「朝起きて、まずニュースやSNSで結果を確認し、一喜一憂してから、録画やダイジェストで競技内容をじっくり確認する」というスタイルで視聴をさせてもらっています。結果を先に把握した上で競技を見ることが良いか悪いかは賛否両論あると思いますし、たぶん「そんな見方をしても意味がない…」と思う方もたくさんいらっしゃると思います。頑張っている選手の皆さんにはには申し訳なく、言葉にすると不謹慎な感じもするのですが…、ただ、何度も言いますが私個人的に言うと、今回はとても快適にどの競技も観戦させて頂いています。

オリンピックの熱狂を、パラリンピックへ繋ぐ

オリンピックでの日本人選手の活躍に注目が集まる一方で、ぜひ今から意識しておきたいのが、その後に開催される「ミラノ・コルティナ2026パラリンピック」です。

とかくオリンピックが閉幕すると、お祭りが終わったかのような空気になりがちですが、パラリンピックもまた、世界最高峰のアスリートが集う極めて重要な大会です。今回のパラリンピックは、以下のスケジュールで実施されます。

  • 開会式:2026年3月6日(金)
  • 閉会式:2026年3月15日(日)

一部の競技は開会式に先駆けて3月4日からスタートします。パラリンピックの舞台に立つ選手たちも、オリンピック選手と同様に、この4年間過酷なトレーニングを積み、日本代表としての誇りを胸に戦います。競技の激しさや戦略の奥深さは何ら変わりません。

確かな情報を得るためのリソース

パラリンピックに関しては、オリンピックに比べると事前の露出が少なく感じられるかもしれません。しかし、インターネット上には詳細な情報が集約されています。以下のサイトを確認することで、競技の見どころや選手の背景を深く知ることができます。

  1. 公式サイト(Milano Cortina 2026) https://www.olympics.com/ja/milano-cortina-2026/paralympic-games 国際的な視点からの最新ニュースや、競技スケジュールが確認できます。
  2. 日本パラリンピック委員会(JPC)特設サイト https://www.parasports.or.jp/paralympic/jpc/milanpara2026/index.html 日本代表選手団の紹介や、日本国内向けの公式情報が集約されています。
  3. 日本財団パラスポーツサポートセンター(パラサポ) https://www.parasapo.tokyo/paralympic/milano_cortina2026 パラスポーツのルール解説や、選手のストーリーなど、読み応えのあるコンテンツが豊富です。

権利関係もあるので、当サイトに詳細な内容を転載することは控えますが、これらのサイトを事前にチェックしておくことで、3月の開幕をより充実した気持ちで迎えることができるはずです。

放送環境の充実:NHK ONEの活用

今回のパラリンピック観戦において、強力な味方となるのがNHKの放送です。 NHKでは地上波やBS放送に加え、「NHK ONE」などのデジタルプラットフォームを通じて、かなりの数の競技をカバーする予定となっています。

NHK放送計画資料(PDFが開きます)

デジタル配信の強みは、自分のライフスタイルに合わせて視聴できる点にあります。深夜のライブ放送を追いかけるのが難しい場合でも、翌日の通勤時間や休憩時間に、スマートフォン一つでハイレベルな熱戦に触れることが可能です。

スポーツの本質を改めて共有するということ

オリンピックもパラリンピックも、その本質にあるのは「人間の可能性への挑戦」です。 パラスポーツを「福祉」の文脈だけで捉えるのではなく、一つの「高度なスポーツ競技」として観戦してみていただけると、その凄みはより鮮明になるはずです。例えば、パラアイスホッケーのスピーディーな展開や、車いすカーリングの緻密な戦術、アルペンスキーの時速100kmを超える滑走などは、純粋に観る者を圧倒する力を持っています。

オリンピックで感じた熱狂をそのままに、3月のパラリンピック閉幕まで、日本代表選手団を応援し続けましょう。前述した「私が見ると負ける」派の皆様も、時差を味方につけた自分なりの観戦スタイルで、心置きなくスポーツの祭典を楽しんでいただければと思います。

日本を代表して戦う全ての選手の健闘を、心より願っています。