千葉ジェッツ vs 佐賀バルーナーズのプレシーズンマッチ観戦記 ― 自転車でららアリーナ

昨日、千葉ジェッツと佐賀バルーナーズのプレシーズンマッチを観戦してきました。会場に入ると、シーズン前にもかかわらず多くの観客で賑わい、独特の熱気に包まれていました。プレシーズンは勝敗以上に、選手たちが新しい布陣や戦術を試す貴重な機会。とはいえファンとしてはやはり勝ってほしいものです。結果は残念ながら敗戦でしたが、久しぶりに見る選手たちの躍動に胸が高鳴り、来るレギュラーシーズンへの期待がぐっと膨らみました。
チケット購入の小さなエピソード
今回、私は正規料金でチケットを購入しました。ところが直前になって、千葉ジェッツから無料招待の案内が届いたのです。せっかくならその案内を待てば良かったのでは、と一瞬思いましたが、これもご縁のようなもの。早めに購入したからこそ、観戦計画を立てやすく、安心して当日を迎えられました。次回はもう少し直前まで様子を見てもよいかもしれませんが、確実に応援できることが一番大切だと感じました。
スポーツ観戦のチケットは、人気カードほど入手が難しくなります。定価購入と招待枠、あるいは各種キャンペーン。ファンそれぞれの立場で最適な選択があるのでしょう。今回の経験は、今後の観戦スタイルを考える良いきっかけになりました。
試合の盛り上がり
試合内容は序盤から一進一退。佐賀バルーナーズの勢いある攻撃に、千葉ジェッツも必死に応戦します。シュートが決まるたびに観客席から大きな拍手と声援が響き、まるでレギュラーシーズンさながらの雰囲気でした。特に印象に残ったのは、若手選手と新加入選手の動き。まだチームに完全に溶け込んでいるわけではないものの、積極的に攻めに絡み、会場を沸かせていました。
最終的には佐賀に押し切られた形となりました。選手たちの表情には充実感がというよりも、プレシーズンマッチにも関わらず悔しさも見られたように思います。プレシーズンだからこそ見られる課題と成長の兆し。それを肌で感じられて楽しめて観戦できました。
スポーツ尽くしの週末
この週末は、バスケットボールだけでなく、世界陸上や大相撲の初日など、スポーツの話題が目白押しでした。テレビや配信で観戦しながら、会場で味わうライブ感との違いを楽しむのも一興です。世界陸上では各国のトップアスリートたちの競演に感嘆し、大相撲では力士たちの立ち合いに胸を打たれました。ジャンルは違っても、真剣勝負の緊張感と一瞬のドラマは共通しています。その一方で、日曜日の朝は車で移動していたのですが、世界陸上の女子マラソンが開催されていて東京は交通規制がひかれており、移動が結構大変でした。
まぁ、「観るスポーツ」と「参加するスポーツ」を行き来できるのも、この季節ならではの豊かさだと感じます。
また、タイトルにも書きましたが千葉ジェッツの本拠地「ららアリーナ」はうちから自転車で行ける距離なのでジェッツの試合に行くといっても「ご近所に買い物に行く」のと同じ感覚で行くことができます。以前の船橋アリーナも嫌いじゃなかったですし、そもそも意図して船橋に住んだわけではないのですが、今となってはとてもありがたいなと思います。かなり熱いファンの方々もたくさんいますので、偉そうなことは言えませんが自分のできる範囲でしっかり応援していきたいと思います。
ちなみに座席からの見え方をお知らせすると4階の5列目で個人的には全く問題なしです。
季節の変わり目とイベント参加
9月も半ばを過ぎ、暑い日もいまだに多いですが朝晩の空気に少しずつ秋の気配が漂い始めた気がします。スポーツの秋とはよく言ったもので、この時期は地域の大会や体験イベントも増えてきます。私は観戦だけでなく、パラのイベントなどにはボランティアとして大会運営に関わりたいと思っています。会場を支える裏方としての経験は、選手や観客とはまた違った充実感を与えてくれます。
「ただ観る」から「ともに作る」へ。そんな関わり方を増やすことで、スポーツとの距離がより近くなり、自分自身の生活にも新しい彩りを添えてくれるように思います。
スポーツを楽しむということ
今回の試合観戦で感じたのは、「勝敗に左右されない楽しみ方」の存在です。もちろん、応援するチームが勝てば喜びも倍増します。しかし、負けたとしてもそこに至る過程や選手の一挙手一投足を堪能することで、大きな満足感を得られます。スポーツ観戦は、結果を共有するだけでなく、会場の空気や仲間との時間を楽しむ総合的な体験なのだと思います。
おわりに
千葉ジェッツの敗戦は少し残念でしたが、それ以上に新シーズンに向けた手応えと期待感を得られた一日でした。世界陸上や大相撲と合わせて、まさに「スポーツの秋」の幕開けを実感しています。本当はもう少しだけ涼しくなると良いのですが、これから各地で多くのイベントが開催される季節。観戦に行くのもよし、ボランティアで参加するのもよし、それぞれの関わり方でスポーツの魅力を味わえるはずです。
皆さんもぜひ、この秋は身近なスポーツに足を運んでみてください。きっと思いがけない発見や出会いがあることでしょう。スポーツを通じて得られる時間は、生活に確かな活力を与えてくれます。デフリンピックやもっと地元の小さな市民大会もそれぞれの楽しみ方で楽しんでください。私自身も引き続き、積極的に関わっていきたいと思います。