千葉県で楽しむ障がい者スポーツ|2025年8月以降の観戦・体験イベント一覧

スポーツイベント

先日、ふなばしスポーツのメンバーとしてボランティアやイベントに関わる機会がありました。
試合会場で選手の真剣な表情や、観客のあたたかな拍手に包まれていると、「スポーツが持つ力」を改めて実感します。
健常者・障がい者という枠を越えて、同じ空間で応援し、体験し、笑い合える——そんな時間は、日常を少しだけ豊かにしてくれるものです。

毎回お伝えしていますがこの感覚は、実際に足を運んで体験していただくのが一番だと思っています。今回は、8月以降に千葉県で開催される障がい者スポーツのイベントを中心に、県外の大きな大会も合わせてご紹介します。無料で楽しめるイベントもあれば、世界レベルの競技に間近で触れられる機会もあります。興味を持ったら、ぜひご自身でも詳細を確認し、実際に観戦してみてください。


■ 千葉県内で開催されるイベント

8月23日(土)
パラスポーツフェスタちば2025
会場:千葉ポートアリーナ
内容:さまざまなパラスポーツを体験できるイベント。
※体験には事前登録が必要(8月15日締切)
https://www.city.chiba.jp/shimin/seikatsubunka/sports/parasportsfesuta2025.html

10月2日(木)
フライングディスク(身体・知的・内部障がい)
会場:千葉県総合スポーツセンター陸上競技場
https://chiba-fd.info/?p=393

以下千葉県大会は
https://www.pref.chiba.lg.jp/shousupo/press/2025/r7shosupotaikai.html
でご確認いただけます。

11月7日(金)〜8日(土)
ソフトボール(知的障がい)
会場:なごみの米谷ぴーちゃんフィールド大谷津野球場・多目的広場(大谷津運動公園)
   重兵衛スポーツフィールド中台野球場(成田市中台運動公園)

11月23日(日)
サッカー(知的障がい)/千葉県総合スポーツセンターサッカー・ラグビー場
バスケットボール(知的障がい)/船橋アリーナ(船橋市総合体育館)

11月30日(日)
バレーボール(知的・身体・聴覚障がい)
会場:バルドラール浦安アリーナ(浦安市運動公園総合体育館)

12月4日(木)
バレーボール(精神障がい)
会場:YohaSアリーナ(千葉公園総合体育館)


■ 千葉県外の大規模イベント

2025年9月10日(水)〜9月12日(金)
ITTF World Para Future Tokyo 2025(パラ卓球国際大会)
会場:ひがしんアリーナ(墨田区総合体育館)
東京都のイベント招待サイトがあります。
https://www.metro.tokyo.lg.jp/information/press/2025/08/2025080702

2025年9月27日(土)〜9月29日(月)
木下グループ 車いすテニスチャンピオンシップス2025(男子大会)
会場:有明テニスの森公園コート
健常者のテニス大会と一緒に開催されます。
https://www.japanopentennis.com/atp/about/tournament-fact-sheet/

2025年11月15日(土)〜11月26日(水)
デフリンピック(聴覚障がい者の国際総合スポーツ大会)
会場:東京各所
公式サイト:観戦情報ページ


■ イベントに足を運ぶ魅力

障がい者スポーツの現場には、競技そのものの迫力はもちろん、会場全体が作り出す温かさや一体感があります。
観客席からの応援が選手を後押しし、選手のプレーがまた観客の心を動かす——その相互作用こそ、スポーツの醍醐味です。

私自身、これまでボランティアとして関わった大会や観戦に行った大会で何度も胸が熱くなる瞬間を見てきました。ゴールが決まったときの笑顔、惜しくも負けてしまった後の健闘を称える握手。どの場面も、観客としてその場にいたからこそ感じられるものでした。


■ 参加・観戦の前にチェックしたいこと

  • 事前申し込みが必要な場合があります(例:パラスポーツフェスタちば2025)。
  • 開催日程や会場の最新情報は公式サイトや主催者発表を必ず確認しましょう。
  • 屋内会場でも気温差がありますので、服装や持ち物に工夫を。
  • 写真や動画撮影は、会場のルールに従ってください。

■ 最後に

障がい者スポーツは、単に「特別な競技」ではありません。そこには、努力と工夫、そして人と人とのつながりがぎゅっと詰まっています。会場でその空気を吸い込むと、きっと帰り道に少しだけ前向きな気持ちになれるはずです。

この夏から秋にかけて、千葉県内外で多くの大会が予定されています。
もしスケジュールが合えば、ぜひ一度足を運んでみてください。まずは観客としてでも、きっと「行って良かった」と思える時間になると思います。